上場会社で不祥事が発生した場合、経営陣は、原因究明、関係者の処分、内部統制の見直し、再発防止策などを実施する必要がある。場合によっては経営体制も刷新され、こうした対応が一巡すると、表面的には問題は収束したようにも見える。しかし、財務報告の虚偽記載に伴う法的リスクは、経営体制の刷新や再発防止策の公表によって直ちに解消されるわけではない。課徴金の納付や訂正開示が完了した後も、投資家から損害賠償を請求されれば、当時の経営に直接関与していない現在の取締役会が、その対応を引き継ぐことになる。それが現実のものとなっているのが・・・
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