2016/12/02 (新用語・難解用語)クローバック
役員報酬改革が日本企業にとってテーマとなる中、最近聞かれるようになってきたのが「クローバック」という言葉だ。「取り戻す」と訳されるクローバック(claw back)は、役員報酬の文脈では「報酬の返還」を意味する。例えば、 … 続きを読む
役員報酬改革が日本企業にとってテーマとなる中、最近聞かれるようになってきたのが「クローバック」という言葉だ。「取り戻す」と訳されるクローバック(claw back)は、役員報酬の文脈では「報酬の返還」を意味する。例えば、 … 続きを読む
大手広告代理店の新入社員が過労自殺した事件もあり、過重労働防止に関する規制が厳しくなりつつある。こうしたなか注目されているのが、「勤務間インターバル制度」だ。勤務間インターバル制度とは、終業から翌日の始業まで一定の時間を … 続きを読む
上場企業で粉飾決算が発覚すれば、株価が下落するのはもちろんのこと、最悪の場合、上場廃止に至ることもあるだけに、その予防・発見は重要な経営課題と言える。ところが、粉飾決算を企業が自ら発見した(あるいは未然に防いだ)というケ … 続きを読む
大手メーカーでは、競合他社の製品を分解し、ネジに至るまで徹底的に調べ上げるという。競合他社との差別化は経営陣にとって永遠の経営課題だが、市場が成熟し、各社の製品やサービスにも大きな差がなくなる中、製品やサービスそのもので … 続きを読む
「公益・慈善」を目的とした信託の一種。チャリタブル(Charitable)とは「慈善の」という意味であり、チャリタブル・トラスト(Charitable Trust)は「慈善信託」と訳される。 「公益・慈善」と聞くと“良い … 続きを読む
金融庁が昨年(2015年)9月から「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」を開催しているのは周知のとおりだが、この会議の中でよく出てくる言葉が「フィデューシャリー・デューティー … 続きを読む
変化の早い時代、取締役は事業の転換や新規事業のための大型投資、M&Aなど重要な経営判断を迫られることが多い。それとともに、取締役の「リスク」も高まっている。 周知のとおり、取締役は会社との委任関係に基づいて「善 … 続きを読む
イギリスで2015年3月に成立し、同年10月に施行された法律で、現代奴隷法(Slaveryは「奴隷制」「奴隷状態」を意味する)と訳される(以下、MSA2015)。MSA2015は、児童を違法な労働へ従事させたり、不当に安 … 続きを読む
コングロマリット(conglomerate)とは、異なる分野の事業を複数同時進行で営む企業(「複合企業」とも呼ばれる)のことを指す。原子力、航空機エンジン、医療機器、家電製品、金融事業などを行うGE(ゼネラル・エレクトリ … 続きを読む
伊藤レポートが、企業が目標とすべきROEを8%とし、ISSが過去5年の平均ROEが5%を下回る企業の経営トップ(社長、会長)である取締役の選任議案に反対する方針を打ち出して以来、目標ROEを明示する上場企業は増加している … 続きを読む