概略
本講義では、前半で、事業投資と株主還元のバランスをとりながら企業価値を向上させている企業の実例(JTとエーザイの2社)を紹介したうえで、CFOに求められる「企業価値向上のための財務戦略の立案と実行(財務的資源の最適化)」の機能を5つの役割(事業ポートフォリオの評価、投資意思決定の支援、グループ資金の効率化、資金調達戦略の立案・実行、資源配分ロジックの策定)に分解し、それぞれをどのように果たしていくのかについて、バランスシートに絡めながら実例(花王、エーザイ、アステラス製薬、オムロン)を交えて解説します。また、後半ではガバナンスコードにより解消を求められている政策保有株式を切り口として、企業価値を高めるために必要となる「保有方針を踏まえて行う取締役会での検証」や「保有意義を定量基準と定性基準で判断する仕組み」を紹介します。
【講師】EY新日本有限責任監査法人 菅沼 淳 公認会計士
【講義時間】28分51秒
【目次】
1 日本企業の収益力・資本効率等の現状
2 CFOに求められる財務資源の最適化
3 企業価値向上に向けた政策保有株式への対応
4 CFOによる企業価値向上への貢献
講義資料 | CFOによる企業価値経営の実践.pdf |
講義
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