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セミナー「指名(諮問)委員会の運営の実際」および「投資家を納得させる買収防衛策」を2016年10月26日(水)に開催しました。

本セミナーはすでに開催済みですが、会員の方向けにWEBセミナーを配信中です。
WEBセミナー:指名(諮問)委員会の運営の実際
WEBセミナー:投資家を納得させる買収防衛策

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上場会社役員ガバナンスフォーラムでは、2016年10月26日(水)の14時30分~17時40分に下記のセミナーを開催しました。

セミナーのパンフレットこちら

時 間 テーマ 講 師
第一部
14:30

16:00
~どこまで権限を持たせるべき?機能させるための具体的な方策は?~
指名(諮問)委員会の運営の実際
ウイリス・タワーズワトソン
タレント・リワード セグメント 
組織人事部門リーダー
ディレクター 平本 宏幸 様
(ひらもと ひろゆき)
第二部
16:10

17:40
~買収防衛策廃止後に投資ファンドが株式を大量保有のケースも
「廃止」以外の選択肢は?~
投資家を納得させる買収防衛策
株式会社ベストムーブ
代表取締役 大島 真一 様
(おおしま しんいち)

■第一部の詳細

セミナー
の内容
指名委員会等設置会社は依然として少数にとどまっていますが、コーポレートガバナンス・コード補充原則4-10①が、役員の指名・報酬について、「任意の諮問委員会」を設置することなどを勧めていることから、監査役会設置会社や監査等委員会設置会社が指名(諮問)委員会を設置するケースが急増しています。ただ、各社ともその運営についてはは頭を悩ませているようです。こうした中、特に指名(諮問)委員会はあくまで任意の機関であることから、どこまで権限を持たせるのか、議論のあるところでしょう。また、指名(諮問)委員会といってもその構成メンバーは必ずしも指名の専門家ではないため、候補者に関するどのような情報を元に議論を行えばよいのか、指名のプロセスをどのように設定すればよいのか、また、会議を建設的な議論の場とするための進行方法など多くの疑問が生じています。現状、企業にとって指名(諮問)委員会の運営は”手探り状態”というのが実態ではないでしょうか。本セミナーでは、実際に上場企業の指名委員会の設置や運営に携わってきたウイリス・タワーズワトソンの組織人事部門でコンサルタントを務める平本宏幸様をお招きし、指名(諮問)委員会の権限や位置付けを整理していただいた上で、これを機能させるための運営方法を、実例を踏まえ解説していただきます。
講師の
ご紹介
平本 宏幸(ひらもと ひろゆき)様
東京大学経済学部経営学科卒業。入社以来一貫して、顧客企業のビジョン実現に向けた人材マネジメント変革のコンサルティングに従事している。事業戦略に合わせた人材像・成長モデルと人材・業績評価軸の再定義、キャリア・報酬等のインセンティブシステムの再構築、経営リーダーの指名・育成に関する制度設計・運営支援、人材アセスメントの実施を通じた経営幹部層の開発支援等のコンサルティングに携わる。
共著に「攻めのガバナンス 経営者報酬・指名の戦略的改革」(東洋経済新報社)

■第二部の詳細

セミナー
の内容
近年、買収防衛策の導入社数は減少傾向にあります。「投資家の利益を損なう」などとして、議決権行使助言会社最大手のISSが導入(継続)議案への反対を推奨していることなどが原因と考えられますが、こうした中、2015年5月に買収防衛策を廃止した川崎汽船の株式を村上ファンド
の元社員3人により設立されたエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが大量に取得し、その保有割合は直近で37%超に達しています(株式取得は現在も継続中)。本件の発生は、川崎汽船が投資家にとって魅力的な銘柄であることが大きな理由である一方、同社が買収防衛策を廃止したこととも深い関係があると見られています。本件は、すべての上場企業に対し、買収防衛策に関する知識の再確認とともに、改めてその必要性について検討することを迫っているとも言えます。本セミナーでは、これまで数多くの企業へのM&Aアドバイザリーを行うとともに、多くの上場企業の買収防衛策の導入を手掛けてきた株式会社ベストムーブ 代表取締役の大島真一様をお招きし、買収防衛策の仕組み、近年の買収防衛策の導入状況、過去の防衛策の導入・非導入のケーススタディ等について解説いただいた上で、買収防衛策の意義や賛否に関する議論、投資家を納得させる買収防衛策の策定方法についてご講演いただきます。
講師の
ご紹介
大島 真一(おおしま しんいち)様
東京大学経済学部卒業。外資系投資銀行および独立系M&Aアドバイザリーファームを経て、2013年に株式会社ベストムーブを設立。過去15年にわたり、国内案件・クロスボーダーM&A/資金調達案件のアドバイザリー、買収防衛策の導入、調査活動などに携わる。

<これまで手掛けた主要な案件>
・上場企業に対する買収防衛策の導入案件(10件超)
・ヘルスケア関連会社の投資ファンドによる買収および売却
・医療機器製造会社による医療事業会社の買収
・国内金融会社による海外消費者金融会社の買収
・生活用品会社に対する出資案件
・半導体製造会社の会社更生案件

なお、セミナー参加費につきましては、上場会社役員ガバナンスフォーラムの会員のみ無料、それ以外の方は2万円(税込 ※)となっております。
※セミナーお申込み前に会員登録いただくと、セミナー参加費は無料となります。

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会員でない方のお振込方法等の詳細はお申込みの受付けメール(下記の「お申込みはこちらから」のボタンをクリック後、お名前等をご入力いただいた後自動送信されるメール)にてご連絡いたします。
ご不明な点等がございましたら、ご遠慮なく jimukyoku@govforum.jp までお問い合わせください。

<セミナー概要>

  • 第一部 指名(諮問)委員会の運営の実際
  • 第二部 投資家を納得させる買収防衛策
  • 【日時】2016年10月26日(水)14時30分~17時40分
  • 【場所】六本木ヒルズ森タワー22階 TMI総合法律事務所セミナールーム
  • 【受付】六本木ヒルズ森タワーLL階ロビー 14時より
  • 【講師】第一部 ウイリス・タワーズワトソン
            タレント・リワード セグメント 
            組織人事部門リーダー
            ディレクター 平本 宏幸 様

        第二部 株式会社ベストムーブ
            代表取締役 大島 真一 様

  • 【セミナー参加費】当フォーラム会員は無料、それ以外の方は2万円(税込)

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