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セミナー「フェア・ディスクロージャー・ルールを踏まえ、上場企業が整備すべき情報統制」および「アクティブ運用機関が企業に望むこと」を2018年3月7日(水)に開催しました。

本セミナーはすでに開催済みですが、会員の方向けにWEBセミナーを配信中です。
WEBセミナー:フェア・ディスクロージャー・ルールを踏まえ、上場企業が整備すべき情報統制
WEBセミナー:アクティブ運用機関が企業に望むこと

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上場会社役員ガバナンスフォーラムでは、2018年3月7日(水)の14時30分~17時40分に下記のセミナーを開催いたします。

詳細はこちらもご覧ください。

時 間 テーマ 講 師
第一部
14:30

16:00
フェア・ディスクロージャー・ルールを踏まえ、
上場企業が整備すべき情報統制
TMI総合法律事務所
パートナー 弁護士
池田 賢生
第二部
16:10

17:40
アクティブ運用機関が企業に望むこと あすかアセットマネジメント 運用部
あすかコーポレイトアドバイザリー
取締役ファウンディングパートナー
光定 洋介 様

■第一部の詳細

セミナー
の内容
昨年(2017年)実施された金融商品取引法の改正により「フェア・ディスクロージャー・ ルール」(以下、FDルール)が創設され、いよいよ今年4月1日から適用開始となります。FDルールの特徴は、インサイダー規制がインサイダー情報をもとに株式を売買して利益を得た「投資家」を規制するルールであるのに対し、“重要情報”を漏らしてしまった「企業」の行動を規制するルールであるという点です。したがって、FDルールに抵触しないようにするため、企業には重要情報の範囲を特定したうえで、重要情報の流れを整理しその取扱いのルールを決めるなどの対応(情報統制)が求められることになります。ただ、FDルールへの抵触を恐れるあまり、情報開示に消極的・保守的になりすぎれば、投資家との建設的な対話やIR上もマイナスです。FDルールの下では、文字どおり“フェア”な情報開示環境を保ちつつ、情報開示の量や質は落とさないという工夫も必要でしょう。そこで本セミナーでは、金融庁の企業開示課へ出向経験もあるTMI総合法律事務所の池田賢生弁護士をお招きし、FDルールの下で企業が整備すべき情報統制やその運用上の留意点などについて解説していただきます。投資家との対話に企業側のスピーカーとして臨む場合、まさにFDルールの当事者となる役員にとっても必見のセミナーです。
講師の
ご紹介
池田 賢生(いけだ けんせい)様
TMI総合法律事務所 パートナー 弁護士。
TMI総合法律事務所にて、2006年10月以降、M&A、IPO、及びグローバル・オファリングを含む、エクイティ・ファイナンス業務等に従事。2010年4月から2012年6月まで金融庁総務企画局企業開示課にて、公開買付け、大量保有報告、その他開示規制の改正・運用、粉飾等の開示規制の違反事案に対する執行(エンフォースメント)を担当。2015年5月、Duke Law School(LL.M.)卒業後、Morgan, Lewis & Bockius LLP(New York Office)にて、M&A、グローバル・オファリング業務等に関与。2018年1月より現職。
共著書に、「詳説 公開買付制度・大量保有報告制度 Q&A」、「逐条解説・2012年金融商品取引法改正」など。論文に、「自社株対価公開買付け等に係る公開買付制度上の取扱い(Q&A)の解説」(旬刊商事法務)、「私設取引システムにおける取引に対する公開買付規制の適用の見直し」(旬刊商事法務)、「課徴金制度の見直し(2)―虚偽開示書類等の提出等に加担する行為に対する課徴金の適用―」(旬刊商事法務)など。

■第二部の詳細

セミナー
の内容
一口に機関投資家(運用会社)と言っても、個別企業の株価が高いか安いかなどは考慮せずに例えば東証株価指数(TOPIX)などの指数に連動した運用成果を目指す「パッシブ投資家」と、銘柄を選別し、魅力のある銘柄を購入する一方で、成長が見込めなくなった銘柄を売却するなどして利益を得ようとする「アクティブ投資家」に大きく分かれます。そのアクティブ投資家の中でも、スチュワードシップ・コード導入前から企業とのエンゲージメント活動を積極的に行い、投資先企業・経営陣と深い信頼関係を構築したうえで投資先企業の隠れた価値を実現させる提案をするなど“バリューアップ戦略”をとることで有名なのが、あすかアセットマネジメントです。短期的な株価の変動に左右されず投資先の株式を保有し続ける真の中長期投資家と言える同社の投資先には、グローバルな優良企業のみならず、必ずしも現時点では株式市場で評価されていない中小型株も数多くあります。本セミナーでは同社の創設メンバーでもある光定洋介様をお招きし、同社が投資先を選定するうえでのチェックポイントやどのような企業に魅力を感じるのか、投資先企業が中長期的な企業価値を向上させるうえで経営陣に望むことは何か、また、投資先企業の中長期的な企業価値を向上させるためにどのような提案を行うのかなどについて、本音で語っていただきます。株主総会に向けこれから本格化する機関投資家との対話に臨むうえでも参考になるお話が聞けるはずです。
講師の
ご紹介
光定 洋介(みつさだ ようすけ)様
あすかアセットマネジメント 運用部、あすかコーポレイトアドバイザリー 取締役 ファウンディングパートナー。
日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)、ガートモア・グループでシニア・インベストメント・マネージャーとして上場株投資を約10年経験。その後、ユニゾン・キャピタルでプライベート・エクイティ投資を5年行い、東ハト、ドラッグイレブン、オリエント信販などの社外役員に就任し、企業価値向上にも貢献。2005年4月あすかコーポレイトアドバイザリーのファウンディングパートナーとしてバリューアップファンドを立ち上げ、チーフファンドマネージャーに就任。2011年よりあすかコーポレイトアドバイザリー株式会社ファウンディング・パートナー・エメリタス。2013年8月より現職。
早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科(MBA)首席修了。東京工業大学 学術博士 Ph.D.、産業能率大学経営学部教授。早稲田大学 ファイナンス研究センター 招聘研究員。証券アナリストジャーナル編集委員会 委員。
共著書に、「投資ファンドのすべて」、「ファンドマネジメントのすべて」、「企業統治のフロンティア」など。論文に、「株主構成と株式超過収益率の検証―市場志向的ガバナンスの我が国における有効性―」(2008年度証券アナリストジャーナル賞受賞)など。

なお、セミナー参加費につきましては、上場会社役員ガバナンスフォーラムの会員のみ無料、それ以外の方は21,600円(税込 ※)となっております。
※セミナーお申込み前に会員登録いただくと、セミナー参加費は無料となります。

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会員でない方のお振込方法等の詳細はお申込みの受付けメール(下記の「お申込みはこちらから」のボタンをクリック後、お名前等をご入力いただいた後自動送信されるメール)にてご連絡いたします。
ご不明な点等がございましたら、ご遠慮なく jimukyoku@govforum.jp までお問い合わせください。

<セミナー概要>

  • 第一部 フェア・ディスクロージャー・ルールを踏まえ、上場企業が整備すべき情報統制
  • 第二部 アクティブ運用機関が企業に望むこと
  • 【日時】2018年3月7日(水)14時30分~17時40分
  • 【場所】六本木ヒルズ森タワー22階 TMI総合法律事務所セミナールーム
  • 【受付】六本木ヒルズ森タワーLL階ロビー 14時より
  • 【講師】第一部 TMI総合法律事務所
            パートナー 弁護士
            池田 賢生 様
        第二部 あすかアセットマネジメント 運用部
            あすかコーポレイトアドバイザリー
            取締役ファウンディングパートナー
            光定 洋介 様
  • 【セミナー参加費】当フォーラム会員は無料、それ以外の方は21,600円(税込)
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