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【役員会 Good&Bad発言集】取締役会における審議の活性化

東証一部上場企業のKS社の取締役会では中期事業計画の草案を巡り議論を交わしている最中です。ある取締役による「ところで、この議論は報告事項なのでしょうか、それとも決議事項なのでしょうか。」との質問をきっかけに、次の3人が発言をしました。誰の発言がGood発言でしょうか?

取締役A:「何かを決定したわけではないので、報告事項だと考えます。」

取締役B:「中期事業計画の草案の修正を依頼した箇所が数か所ありました。いままで、当社の取締役会では報告事項か決議事項の2種類しかなかったので、中期事業計画の草案の修正を決議したと考えれば、決議事項にあたるのではないでしょうか。」

取締役C:「報告事項でも決議事項でもない事項、呼び方は何でもいいですが、たとえば協議事項というくくりの議題があってもよいのではないでしょうか。その方が取締役会での審議の活性化につながると思います。」

取締役D:「取締役会での審議の活性化に関連して、役員の座る席の並びについて提案させてください。議長である代表取締役がいわゆるお誕生日席、社内取締役が通路側、社外取締役と監査役が窓側に固まって座る慣習をやめませんか。ランダムに着席してもいいですし、社外役員と社内役員が交互に座るのも一案かと思います。ついでに机は長テーブルではなく円卓にしませんか。」

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