東証プライム市場に上場しているP社では多角化により手を広げた事業の存続の是非が課題になっており、遅まきながら事業ポートフォリオマネジメントに本格的に取り組むこととなりました。P社の取締役会において、事業ポートフォリオマネジメントに関して次の3人が下記の発言を行いました。誰の発言がGood発言でしょうか?
取締役A:「社内取締役は各事業の代表者でもあるので、社内取締役には事業売却の議論は無理だと思う。」
取締役B:「事業ごとにROICを算定し、当該ROICの値を各事業の業務の担当者レベルにまで周知させるようにしてはどうか。」
取締役C:「事業ポートフォリオの見直しの結果、事業を売却することになったとしても、売却先がベストオーナーであれば、売却される事業の従業員にとってはよほどそちらの方がましかもしれませんよ。」
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