消費者向けのネットサービスを運営しているA社の取締役会で、リスクコンプライアンス委員会から、サービス利用者より「サービスを解約するまでの手続きが複雑で解約が困難である。」とのクレームが多数寄せられている旨の報告が行われました。これに関して次の3人が下記の発言を行いました。誰の発言がGood発言でしょうか?
取締役A:「外注業者にUXの調査をしてもらい、改善箇所を特定するようにしてはいかがでしょうか。」
営業担当取締役B:「サービスを解約しやすくするようUXを改変するための調査でしたら反対です。あえて売上を落として企業価値を損なうような提案を受け入れるわけにはいきません。」
社外取締役C:「いわゆるダークパターンで解約率を技巧的に抑え込むよりも、解約の容易さをアピールすることでサービス利用者に安心感を与え、長期的に信頼を得ることこそが企業価値の向上に資するはずです。」
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