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【役員会 Good&Bad発言集】IR体制・IR活動

上場会社I社の取締役会において社外取締役よりIR体制・IR活動について質問があり、IR担当者(総務担当者が兼任)が現状について説明を行いました。これに対して次の4人が下記の発言を行いました。誰の発言がGood発言でしょうか?

取締役A:「当社では、投資家からIRに関する個別面談の要請があっても、すべて「公平性」を理由に対応しない方針です。この方針は、経営者仲間から『投資家との対話を避けるノウハウ』として教えてもらったものです。」

取締役B:「個別面談をしない代わりに、当社では『顔の見える関係を大事にしたい』との考えから、対面開催のみの決算説明会を定期的に開催しています。せっかく参加していただいた投資家の気持ちに応えるため、公表資料に加え、対面参加者限りの独自資料も配布するようにしております。この独自資料がとても喜ばれており、参加者とは良い関係を築けていると考えています。」

社外取締役C:「投資家から社外取締役との面談要請があっても多忙を理由に一律に断っていたとは初めて聞きました。確かに多忙は事実ですが、投資家との対話には積極的に臨みたいと思います。」

取締役D:「2025年7月に東証の企業行動規範が改正されました。当社でも、形式的で構わないのでIR担当役員やIRの専門部署・専任担当者を設置するようにしましょう。」

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