概略
【セミナー開催日】2016年7月1日(木)
日本経済が依然としてデフレから脱却し切れない中、政府・日銀からは量的緩和、マイナス金利といった政策が打ち出されています。インフレを実現するためには、紙幣の量が増えるだけではなく、それが回転しなければなりません。ところが、企業は長らく資金余剰で負債を減らす一方であり、「非営業資産」としての現金保有すら増大させ、回転を下げることに一役買ってしまっています。現在では東証一部に上場する非金融系企業の半数程度が負債をすべて返済できる状況です。本セミナーでは、日本株式の調査分析等で内外機関投資家から高い評価を受ける日興アセットマネジメント チーフ・ストラテジストの神山直樹 様をお招きし、こうした経済情勢において投資家ひいては日本経済社会が望む株主還元策について語っていただきます。投資家との建設的な対話を進める上で役員にとって必須の知識となっているファイナス理論も交えながら「そもそも株主還元とは何なのか?」といった本質的な話から、それを踏まえ何故「今」が配当をはじめとする株主還元を行う時なのかまで、投資家目線で解説していただきます。役員の皆様にとって本セミナーは、適切な株主還元と資本効率、また、社会貢献としての株主還元について考える良い機会になるのはもちろんのこと、本セミナーを通じ、株主との対話を進める上でのヒントを得ることもできるはずです。
※本セミナーの公開期間は、講師のご希望により、公開(2016年7月11日)から1か月間で終了しておりますが、閲覧をご希望の方には個別に閲覧用のURLをお送りさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
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また、本セミナーは公開が終了していることから、マイ研修レポートへの所感の登録ボタンは設置しておりません。
【講師】日興アセットマネジメント
チーフ・ストラテジスト
神山 直樹 様
セミナー資料 | 現在の経済情勢において投資家が望む株主還元策.pdf(1.31MB) |
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セミナー動画
動画(2)政府のオーバー/企業のアンダーレバレッジ、東証1部企業のネットキャッシュ分布
動画(4)アベノミクスがROEを求める理由、低ROEは持続可能性の危機、資本コストの本質は「比較」
動画(5)資本コストとROE、資本コストとしてのROEと内部留保、還元と企業価値、企業価値の本質、適切なリターン、よくある配当政策、結び