概略
【セミナー開催日】2018年8月1日(水)
3月決算会社にとって、2018年6月の定時株主総会は、機関投資家が議決権行使結果の個別開示を行ってから初めての定時株主総会となります。各社とも自社の議案に対する機関投資家の賛否動向に敏感になっており、これまで以上にISS等の議決権行使助言会社や各機関投資家の議決権行使基準を意識した議案の増加が予想されるところです。また、今6月総会でも、多くの会社が役員報酬制度の見直しを諮るものと思われますが、3月決算会社に次いで数の多い12月決算会社の3月総会では、報酬枠を大幅に拡大する取締役報酬額改定議案への賛成率が低位にとどまる会社が出るなど、気になる兆候も表れています。さらに、6月から実施される改訂コーポレートガバナンス・コードの内容を先取りする会社が現れるのかも気になるところです。
本セミナーでは、株主総会実務や株主総会分析の第一人者であり、全国株懇連合会の理事も務める三菱UFJ信託銀行の中川雅博様をお招きし、上記の点などに加え、最近急増している株主提案や注目議案への賛否動向、株主からの特徴的な質問といった株主総会の中身について分析していただくほか、政府が推進する株主総会開催日の分散状況、株主総会来場者の動向、個人株主を集めるための工夫といった株主総会運営上の論点やデータについても解説していただきます。
【講師】三菱UFJ信託銀行
証券代行部 次長
中川 雅博(なかがわ まさひろ) 様
セミナー資料 | 2018年6月株主総会分析.pdf(945KB) |
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