概略
【セミナー開催日】2018年9月13日(木)
2018年6月1日から施行されている改訂コーポレートガバナンス・コードでは、個別の政策保有株式について、保有に伴う便益やリスクが「資本コスト」に見合っているかを精査し、保有の適否を検証することや(【原則1-4.政策保有株式】)、「自社の資本コスト」を的確に把握した上で、収益計画や資本政策の基本的な方針を示すこと(【原則5-2.経営戦略や経営計画の策定・公表】)などを求めています。また、コーポレートガバナンス・コードの改訂に併せて金融庁が公表した「投資家と企業の対話ガイドラン」1-2では、「自社の事業のリスクなどを適切に反映した「資本コスト」を的確に把握することを求めています。
これに対し企業からは、「自社の資本コストをどのように算定すればよいのか」「前提条件によって変動する資本コストを算定することに意味があるのか」といった懸念の声も聞かれます。
本セミナーでは、「企業価値の神秘」などの著作でも知られ、「難しいことを分かり易く伝える」講義に定評がある大阪市立大学学院経営学研究科の宮川壽夫教授をお招きし、役員が押さえておくべき資本コストの考え方や資本コストを算定する意味などについて分かりやすく解説していただきます。また、資本コストを取締役会の判断(投資判断、撤退判断等)にどう組み入れていくのかなど、実務への落とし込み方についても語っていただきます。
【講師】大阪市立大学大学院経営学研究科
教授 宮川 壽夫(みやがわ ひさお) 様
セミナー資料 | 誰にでもわかる「資本コスト」の考え方.pdf(1.13MB) |
上記の資料をクリックすると会員限定コンテンツがご覧になれます。
※まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します。
会員登録はこちら