概略
【セミナー開催日】2019年9月4日(水)
自社の株式の相当数を保有する特定の株主によって経営がコントロールされるケースは少なくありませんが、かつて、一人の大株主が会社を支配するのではなく、少数株主が大勢参加する形態の方が多数の者に富を還元することができ、国も栄えると説いたのが、新一万円札の肖像に決まった“日本の資本主義の父”と言われる渋沢栄一氏です。渋沢栄一氏は、資本主義ではなく「合本主義」という言葉を使い、株主だけでなく、経営者、従業員、社会、取引先など様々なステークホルダーが力を合わせれば企業価値を大きくできると説きました。本セミナーでは、多くの個人投資家を集め、長期投資に軸足を置いた資産運用を行うことで有名なコモンズ投信の会長で、渋沢栄一氏の玄孫(やしゃご)でもある渋澤健様をお招きし、同社が投資先を選択する際の基準や議決権行使の方針のほか、個人投資家が魅力を感じる企業とはどのような企業か、また、個人投資家を惹きつけるために企業がやるべきことや変わるべき点などについて語っていただきます。
普通の市民が子や孫たちの時代のため、自分の思いを込めたお金を長期投資するというお金の流れが、日本の新しい時代を引き開く原動力になると語る渋澤会長の考え方は、渋沢栄一氏の教えにも通じるものがあります。また、企業にとっても、近年アクティビストによる株主提案が相次ぐ中、自社の“ファン株主”である個人投資家の割合を高めることは、益々重要な経営課題となっています。渋澤会長のお話からは、自社に長期投資してくれる個人投資家を増やすためのヒントが得られることでしょう。
【講師】コモンズ投信株式会社
取締役会長 渋澤 健(しぶさわ けん)様
セミナー資料 | 長期の個人投資家が集まる企業になるために.pdf(797KB) |
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