概略
【WEBセミナー公開開始日】2021年2月25日
昨年(2020年)、インターネットを通じた議決権行使や質問が可能な「出席型」オンライン株主総会(ハイブリッド出席型バーチャル株主総会)を大手企業として初めて開催したことで話題を呼んだのが、Zホールディングス株式会社です。インターネットを株主総会に活用しようという同社の取り組みは早く、既に2013年6月の株主総会(当時はヤフー株式会社)では、株主に限らず誰でも閲覧できる「株主総会のライブ中継」を開始しています。その後、2017年頃からは、まだ日本では文献も少なかった「オンライン株主総会」について研究を開始、新社長就任後初の開催となった2018年6月の株主総会で起きたある出来事をきっかけに、「株主総会での対話の質」を向上させるべく、本格的にオンライン株主総会開催に向けた検討を本格化させ、昨年、ついに「出席型」のオンライン株主総会の開催を実現しました。
本セミナーでは、Zホールディングス株式会社 法務統括部 株式企画部 部長の尾崎 太様に、出席型オンライン株主総会の開催から開催後の振り返りに至るまでの検討事項を中心に、当時実際に使用したミーティング資料をもとに詳しく解説していただきます。また、昨年の株主総会で実際に使用したログイン画面、議決権行使画面、質問・動議の画面、コロナ禍の中で開催された株主総会会場のレイアウト図などをご紹介いただくほか、インターネット出席株主数及び議決権行使者数、株主総会当日の質問数や質問・回答時間がリアル株主総会と比べてどう変化したかなど、出席型オンライン株主総会の設計、運営にダイレクトに役立つ情報が詰め込まれたセミナーとなっています。さらに、LINEとの経営統合後初の株主総会となる2021年定時株主総会の方向性、次回以降の株主総会と課題として、DX推進、インターネット出席株主へのアンケートの実施、リアルタイムでの議決権行使結果の集計、セキュリティなどについても語っていただきます。
【講師】
法務統括部 株式企画部 部長
尾崎 太 様
セミナー資料 | Zホールディングスにおける出席型オンライン株主総会の運営.pdf |