概略
【WEBセミナー公開開始日】2023年4月13日
東京証券取引所は、2022年7月に「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」(以下「フォローアップ会議」)を設置しました。同会議では、市場区分の見直しの実効性向上に向けて、上場会社の企業価値向上に向けた取組や経過措置の取扱いなどについて議論が行われ、本年1月、東証は「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議の論点整理」および「論点整理を踏まえた今後の東証の対応」(以下「東証の対応」)を公表しています。
本セミナーでは、東京証券取引所 上場部長の菊池教之様をお招きし、具体的な施策に直結するであろう「東証の対応」を中心に解説していただきます。東証の対応は、「1.経過措置の終了時期の明確化」と「2.中長期的な企業価値向上に向けた取組の動機付け」の2つのパートにより構成されていますが、特に後者のパートに含まれる「資本コストや株価を意識した経営の促進に向けた要請」については上場会社各社の関心も高いところです。資本コストや株価を「投資者目線」で意識することを上場会社に求めていくということについて、その具体的な内容はフォローアップ会議において議論が続いているところですが、本セミナーでは、直近の議論も踏まえた上で、上場会社に求めれる対応についてお話しいただきます。
このほか、コーポレート・ガバナンスの質の向上、英文開示の更なる拡充、投資者との対話の実効性向上に関する今後の方策も示されており、今後、上場会社には様々な対応が求められることになります。これら東証の対応策は、「2023年春」から順次実施されることとされており、本セミナーは東京証券取引所の考え方を直接聞くことができる貴重な機会となります。
【講師】
東京証券取引所 上場部長 菊池 教之 様
セミナー資料 | 上場会社の企業価値向上に向けた東証の対応について.pdf |
セミナー動画