2017/09/21 社外取締役による取引先の紹介の是非

社外取締役を複数選任する上場会社が増え、社外取締役の存在感が高まる中、社外取締役には社内外から様々な期待が寄せられている。そういった「期待」の中には、そもそも社外取締役ができない(やってはいけない)ものが含まれている可能 … 続きを読む

2017/09/05 懲戒の意義

上場会社の役員ともなれば所掌部門に属する社員の数も多く、そのマネジメントの相当部分は部・課長等(以下、上司)に託すことになる。このため、自らの所掌部門に属する社員が不祥事を起こした場合には、その上司を厳しく叱責するのみな … 続きを読む

2017/08/29 全株懇、株主総会資料の電子提供義務付けを提言

現在、法務省の法制審議会会社法制(企業統治等関係)部会は会社法の見直しの一環で上場会社における株主総会資料の電子提供制度(以下、「新たな電子提供制度」)を導入する方向で検討を進めているが(会社法見直しの全体像は2017年 … 続きを読む

2017/08/25 消費者契約法再改正へ 消費者団体の要望受け解釈権限付与条項を無効に

政府は消費者保護を強化する施策を相次いで打ち出しているが、新たに消費者との契約や約款の見直しを迫る法改正が実施される可能性が高まっているので、特にBtoC事業を展開する企業はチェックしておく必要がある。 政府が消費者保護 … 続きを読む

2017/08/23 「マタハラ」トラブルが後を絶たない理由

働く女性が妊娠や出産、育児をきっかけに人事や給与面などで不利益を被るマタニティハラスメント、いわゆる「マタハラ」によるトラブルが後を絶たない。その理由の一つとして、どこからが「マタハラ」になるのか、そのボーダーラインが理 … 続きを読む

2017/08/18 独禁法上の秘匿特権、「法定」の要否巡り導入賛成派の中でも意見割れる

導入から約40年間が経過した独占禁止法の課徴金制度の強化に向けた議論が進む中(2017年4月25日のニュース『独禁法見直し案、「防御権」なきまま課徴金引上げと当局の権限強化も』参照)、「弁護士・依頼者間秘匿特権」の導入を … 続きを読む