2015/04/22 責任限定契約を締結すればD&O保険は不要か

 「社外取締役の引き受け手がなかなか見つからない」とこぼす企業は少なくないが、候補者が就任を躊躇する理由の1つが、株主代表訴訟や第三者訴訟などのリスクの存在だ。確かに、基本的に月1回の取締役会にしか出席しない社外取締役に … 続きを読む

2015/04/10 発明は「従業員」から「会社」のものへ、残されたリスク要因は?

難航を極めていた「職務発明制度」の見直しがようやく今国会で実現しそうだ。今回の見直しは、一言で言えば発明について特許を受ける権利を「従業員のもの」から「会社のもの」へと変えるものであり、会社にとって有利な内容となっている … 続きを読む

2015/03/31 労働者代表選出の際にやってはいけないこととは?

 年度替わりのこの時期、「時間外労働・休日労働に関する労使協定」(労働基準法第36条に基づく協定であるため「三六協定」とも呼ばれる)や、「1年間の変形労働時間制に関する労使協定」を締結する会社も多い。  労働基準法は、労 … 続きを読む

2015/03/17 英国巨大金融機関の事例に見る海外M&Aに潜む不祥事リスク

 海外でのM&Aは今や日本企業にとって欠かせない成長戦略の1つとなっているが、海外企業は言葉の壁や商習慣・法制度の違いなどによりコントロールが難しいだけに、思わぬ不祥事が生じるリスクがあることには留意する必要があ … 続きを読む

2015/03/02 「団体交渉拒否」とみなされるケースとその防止策

 主な自動車メーカーの労働組合が一斉に会社への要求書を提出し、労使交渉が本格的に始まった。  労働組合から団体交渉を求められた場合に会社として最もやってはいけない対応が、・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有 … 続きを読む

2015/02/23 ホワイトカラーエグゼンプションより影響が大きい労基法の改正項目

 ホワイトカラーエグゼンプションが大きな話題となっている。これは、厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会がこのほど(2015年2月13日)、「今後の労働時間法制等の在り方について」と題する報告書をまとめ、「高度専門労 … 続きを読む

2015/02/17 アウトソーシング先等が原因で起きた不祥事への対応

 かねてから頻発している食材の偽装問題や最近発生したベネッセの個人情報漏えい事件問題など、近年の企業不祥事の多くに共通するポイントがある。それは、サプライチェーンの上流やアウトソーシング先で起きた問題が自社の製品・サービ … 続きを読む