2018/01/17 内部統制の欠陥が招いた子会社における横領

子会社の管理に頭を悩ませる上場会社は多い。子会社で起きた不正について親会社に批判が集まることも少なくないだけに、親会社の経営陣は子会社の内部統制に関心を持つ必要があることは言うまでもない。今回はある上場会社の子会社で発見 … 続きを読む

2017/11/24 不正発覚後の調査コスト、8億円計上のケースも

上場企業で不正が発覚すると、被害額が僅少でない限り、少なくとも社内調査委員会による調査が必要になることが多い。専門的な調査が必要になれば、外部の専門家も雇わなければならない。さらに、組織的な不正であったり、社会的影響が大 … 続きを読む

2017/11/14 担当者は不正とさえ認識せず・・請求書の内容改ざんに潜む不祥事の芽

名門大企業による不祥事が続いているが、いつか世間を騒がせる大規模な不祥事につながりかねない小さな“不正の芽”は案外身近なところにあるものだ。ある上場会社の子会社で実際に起きた事例を紹介しよう。・・・ このコンテンツは会員 … 続きを読む

2017/11/10 大企業不祥事を引き起こす“共同体の論理”

東芝の次は神戸製鋼と、日本を代表する大企業で不祥事が続いている。なぜコンプライアンスやガバナンス体制、内部統制が整備されていると思われるこうした名門大企業で不祥事が発生してしまうのか、不思議にさえ思える。 とはいえ、実際 … 続きを読む

2017/10/25 デンソーの最高裁判決がもたらした教訓

日本企業の海外展開において不確定要素となっていた裁判がようやく決着を見た。・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。 ※まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します … 続きを読む

2017/10/11 「実質的にコンプライしている」と言えるレベルの役員トレーニング

本則市場に上場している企業の取締役会は、コーポレートガバナンス・コード(CGコード)の原則4-14により、取締役・監査役に「トレーニングの機会の提供・斡旋」や「その費用の支援」を行うだけでなく、「こうした対応が適切にとら … 続きを読む

2017/03/13 杜撰な子会社の経理の実例

上場企業(=親会社)グループの一員である子会社は、親会社の社名を冠し、一定のブランドも備えている。しかし、その管理体制は驚くほど脆弱であることが少なくない。ある上場企業の内部監査室がこれまで子会社の経理部門へのグループ内 … 続きを読む

2017/03/01 横領事件を未然に防ぐために監査役等が果たすべき役割

公認会計士 大杉 泉 (株式会社イグニス 取締役監査等委員長 日本公認会計士協会 組織内会計士協議会 委員) 「横領」という“古典的”ともいえる不正は、意外なことに、いまだに上場会社で発生する不正の半数超を占めている。横 … 続きを読む

2017/01/13 横領を招きかねないEUCのリスクとは?

一度に多額の金銭を動かせる銀行振込は、横領に利用されることが少なくない。これを防ぐため、銀行振込の担当者を財務部門の一部の従業員に限定するのは当然のこととして、さらに、銀行振込による支払業務フローに「内部統制」を組み込む … 続きを読む