2018/11/21 「従業員によるガバナンス」の有効性を示した日産事件

経営トップが関与する企業不祥事は防ぐのが難しいと言われる。その背景には、権限が集中する経営トップが意図的に不正をしようと思えば、大抵のことはできてしまうという現実がある。こうした中で、日産自動車のカリスマ経営者であるカル … 続きを読む

2018/08/16 実例・内部監査のたびに問題が発覚する子会社

子会社が起こした不祥事が親会社のレピュテーション悪化に直結する時代、子会社のマネジメントは上場会社にとって重要な経営課題となっている。そこで上場会社は、子会社に対して定期的に内部監査を実施するのが通常となっている。 ある … 続きを読む

2018/02/21 日本取引所が「上場会社における不祥事予防のプリンシプル(案)」を公表

大手名門企業における品質不正が相次いだことなどを受け、東京証券取引所などとともに日本取引所グループを構成する日本取引所自主規制法人は本日(2017年2月21日)、「上場会社における不祥事予防のプリンシプル」(案)を公表し … 続きを読む

2018/02/08 監査法人の監査の網にかからないリスク

監査法人は、監査日数や公認会計士の数に制約がある中で監査業務の効率化を図る観点から、監査対象を「重要性」によって絞り込んでいる。例えば金額的・質的に重要性の低い工場や支店はどうしても往査頻度が低くなる。債権債務についても … 続きを読む

2018/01/24 企業不祥事とペナルティの関係に見る“再発”リスク

いつの時代でも企業の不祥事は絶えないが、特にここ最近は伝統ある名門企業の不正が相次いで発覚している。しかも、それらの不正の多くは長い間組織的に行われてきたというだけに、世間はもちろん、株主や投資家が受けた衝撃は大きい。不 … 続きを読む

2018/01/17 内部統制の欠陥が招いた子会社における横領

子会社の管理に頭を悩ませる上場会社は多い。子会社で起きた不正について親会社に批判が集まることも少なくないだけに、親会社の経営陣は子会社の内部統制に関心を持つ必要があることは言うまでもない。今回はある上場会社の子会社で発見 … 続きを読む

2017/11/24 不正発覚後の調査コスト、8億円計上のケースも

上場企業で不正が発覚すると、被害額が僅少でない限り、少なくとも社内調査委員会による調査が必要になることが多い。専門的な調査が必要になれば、外部の専門家も雇わなければならない。さらに、組織的な不正であったり、社会的影響が大 … 続きを読む

2017/11/14 担当者は不正とさえ認識せず・・請求書の内容改ざんに潜む不祥事の芽

名門大企業による不祥事が続いているが、いつか世間を騒がせる大規模な不祥事につながりかねない小さな“不正の芽”は案外身近なところにあるものだ。ある上場会社の子会社で実際に起きた事例を紹介しよう。・・・ このコンテンツは会員 … 続きを読む

2017/11/10 大企業不祥事を引き起こす“共同体の論理”

東芝の次は神戸製鋼と、日本を代表する大企業で不祥事が続いている。なぜコンプライアンスやガバナンス体制、内部統制が整備されていると思われるこうした名門大企業で不祥事が発生してしまうのか、不思議にさえ思える。 とはいえ、実際 … 続きを読む

2017/10/25 デンソーの最高裁判決がもたらした教訓

日本企業の海外展開において不確定要素となっていた裁判がようやく決着を見た。・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。 ※まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します … 続きを読む