2020/06/04 コロナ収束時期の仮定を追加情報に記載しない場合に生じ得る問題
既報のとおり、企業会計基準委員会(ASBJ)や金融庁は上場企業に対し、コロナ影響下の会計上の見積りに用いた仮定を、有価証券報告書の報告書の【経理の状況】における「追加情報」において具体的に開示することを求めている(202 … 続きを読む
既報のとおり、企業会計基準委員会(ASBJ)や金融庁は上場企業に対し、コロナ影響下の会計上の見積りに用いた仮定を、有価証券報告書の報告書の【経理の状況】における「追加情報」において具体的に開示することを求めている(202 … 続きを読む
既報のとおり、これから有価証券報告書を作成する上場企業にとって、「新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期」についてどのような仮定を置くべきかが悩ましい問題となっている。2020年6月1日のニュース『コロナ収束 … 続きを読む
5月も最終週となったが、いまだに決算発表ができていない3月決算企業は少なくない。また、決算発表を終えた企業でも、新型コロナウイルス感染症による業績への影響を見極めることができずに、業績予想の欄を「未定」とするところが目に … 続きを読む
経済産業省は5月22日、「株主の皆様へのお願い -定時株主総会における感染拡大防止策について-」と題するリリースを公表、その中で、株主に対し事実上、株主総会を欠席することを要請した。 経済産業省が株主に向けて示したメッセ … 続きを読む
決算期末から45日以内に決算発表できない2020年3月決算企業が相当数に上る一方(2020年5月18日のニュース「2020年3月決算企業の定時株主総会、継続会開催企業が増加も」参照)、この時期、決算発表も相次いでいる。2 … 続きを読む
既報の通り、議決権行使助言会社最大手のISSは5月11日、「新型コロナウイルス感染症の世界的流行を踏まえたISS日本向け議決権行使基準の対応」と題するリリースを公表したところだ。主な内容は、①ROE基準の適用猶予、②継続 … 続きを読む
グローバルな機関投資家の業界団体であるICGN(国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク)は4月23日、「Covid-19蔓延下でのガバナンスの優先課題」と題するレターを公表したが、本レターの趣旨について誤解が広がって … 続きを読む
コロナ禍で2020年3月決算企業の定時株主総会が例年通り開催できないことが懸念される中、継続会(会社法317条)を開催する企業が増加しそうな情勢だ(定時株主総会の開催方法の選択肢については2020年5月11日のニュース「 … 続きを読む
本日(2020年5月14日)にも新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の一部解除が見込まれる中、上場企業は、会計上の見積りに関する情報開示の充実を求められることになりそうだ。 会計上の見積り: 繰延税金資産の回収可能 … 続きを読む
野村総合研究所 上級研究員 三井千絵 グローバルにサービスを展開する議決権行使助言会社最大手のISS(インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ)は5月11日、2020年6月1日以降に開催される株主総会を対象 … 続きを読む