2017/03/30 サマリー情報の先行開示に対する投資家の考え方

野村総合研究所 上級研究員  三井千絵 2017年3月期末が近づき、今後決算のとりまとめ作業も本格化することなる。今回の決算において大きなトピックとなるのが決算短信(以下、「短信」)の見直しだ。今回の見直しにより、短信の … 続きを読む

2017/03/29 企業への影響は?日本版スチュワードシップ・コード改訂案の全容

金融庁は昨日(2017年3月28日)、スチュワードシップ・コードの改訂案を公表した。スチュワードシップ・コードは2014年2月26日に策定されたが、当初より3年を目途に見直されることになっていた。4月27日までコメントを … 続きを読む

2017/03/28 集中日回避、早期発送・開示、議案の説明充実 1~3月総会企業の対応は?

2017年6月株主総会に向け、上場企業各社のテーマとなっているのが、株主の議決権行使を充実させるための取り組みだ。生命保険協会が(2017年)3月21日に公表した平成28年度版の「株式価値向上に向けた取り組みについて」と … 続きを読む

2017/03/21 FDルール 「株価に影響を及ぼす決算情報」の選定が困難な場合の対応は?

上場会社による情報開示がすべての投資家に対し公平に行われることを目的とする「フェア・ディスクロージャー・ルール」は平成30年にも導入される予定となっているが、その対象となる「重要情報」の範囲が明らかになった。 (2017 … 続きを読む

2017/03/14 投資家が問題視するIFRS財務諸表の「比較可能性」

野村総合研究所 上級研究員  三井千絵 企業活動がグローバル化する中、各国企業の財務諸表の「比較可能性」の確保という観点から〝世界共通の会計基準”としてIFRSは開発され、現在は日本でも任意適用が可能となっている。本来、 … 続きを読む

2017/03/09 フェア・ディスクロ・ルール成立までに上場会社がやるべきこと

金融庁は、上場会社による情報開示がすべての投資家に対し公平に行われることを目的とするフェア・ディスクロージャー・ルールについて検討してきたが(2016年12月8日のニュース「フェア・ディスクロ・ルール、行政処分の前に情報 … 続きを読む

2017/03/08 有価証券報告書に移行の「経営方針」には何を書く?

2017年2月28日 のニュース「決算短信の改正に伴い判断が求められる事項」でもお伝えしたとおり、これまで決算短信の記載内容の一つであった「経営方針」は、今後は決算短信ではなく有価証券報告書において開示が求められることに … 続きを読む

2017/03/03 議決権不行使率上昇の背景と対策

株主総会における議決権の行使は、株主の「権利」である。「権利」だけに、株主はそれを行使しない(議決権の不行使)こともできる。株主が議決権を行使しないという状況を会社の立場から見ると、少なくとも会社提案の議案に反対されるこ … 続きを読む

2017/02/28 決算短信の改正に伴い判断が求められる事項

企業と投資家の「建設的な対話」を促進する観点から、決算短信・四半期決算短信について、開示の自由度を高めるとともに、“速報”としての役割に特化するための見直しが金融庁主導で進められてきたのは周知のとおり(2016年6月27 … 続きを読む

2017/02/27 海外機関投資家、役員報酬議案に厳しい基準

日本企業の役員報酬が欧米企業に比べて低いと言われる中、欧米企業に倣って株式報酬など長期インセンティブ報酬の拡充を検討している日本企業は多い。その一方で、昨年(2016年)には英国の石油会社BPのCEOに対する巨額報酬に実 … 続きを読む