2015/05/11 機関投資家が注目する株主総会議案は?

 3月決算の上場企業では、株主総会招集通知の発送に向けた準備が佳境を迎えている。2014年2月にスチュワードシップコードが施行されてから2回目、そして、株主との対話に関する原則(第5章)を盛り込んだコーポレートガバナンス … 続きを読む

2015/04/15 「ガバナンスコード原案」から「東証のコード」への引き継がれ方

 平成27年3月5日にコーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議が「コーポレートガバナンス・コード原案」を公表して以降、多くの企業が「同コードにどのように対応すべきか」頭を悩ませている。同コードには「定時株主 … 続きを読む

2015/04/13 66号改訂、「会計上の見積りの変更」に該当なら利益の押し上げも

 当フォーラムのニュースでも既報のとおり、企業会計基準委員会(ASBJ)は繰延税金資産(新用語・難解用語辞典の「資産負債法」参照)の将来の回収可能性を定めた委員会報告「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い … 続きを読む

2015/04/07 アニュアルレポートの充実、まず何から始める?

 伊藤レポートでは“グローバルな投資家と対話する際の最低ライン”のROEとして8%という数値が示され、大手議決権行使助言会社のISSは2015年の助言基準の中で、「過去5期平均の自己資本利益率(ROE)が5%を下回り、か … 続きを読む

2015/04/06 企業に選別される機関投資家

 現在、多くの企業がコーポレートガバナンス・コードに基づく開示への対応に追われていることだろう。コードへの対応状況について記載が不十分であれば、投資家から厳しい指摘を受けることも予想される。  一方、優良企業の間では機関 … 続きを読む

2015/03/30 長期の個人投資家増加のために運用会社に求められる役割

 投資の原理原則の1つに、「自分が分かっているモノしか投資してはいけない」というものがある。ただ、個人投資家が投資信託を購入した場合には、ある種の“ブラックボックス”にお金が入り、個人投資家には分配金の額しか見えないとい … 続きを読む

2015/03/25 収益認識会計の導入で影響を受ける業種は?

 企業会計基準委員会(ASBJ)は、「包括的な収益認識会計基準」を策定するとともに、国際的な会計基準とのコンバージェンス(収斂)を行う方針を明らかにしたが、業種・業態によっては、収益計上が大きく変わることが予想されるので … 続きを読む

2015/03/13 CG報告書冒頭にガバナンスコード不実施理由の記載欄が新設

 コーポレートガバナンス・コードの原則を実施しない場合の理由の記載欄が「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」(以下、CG報告書)の冒頭に新設されることが、東京証券取引所が3月11日に実施した各上場会社に対する通知(C … 続きを読む