2016/08/30 有償ストックオプション、駆け込み導入が相次ぐ可能性も

ストックオプションというと、「無償で付与されるもの(=無償ストックオプション)」が一般的だが、その一方で、ストックオプションを取得する際に取得者(役員等)が時価相当額を会社に払い込む「有償ストックオプション」を導入する上 … 続きを読む

2016/08/26 経産省・長期投資(ESG・無形資産)研究会の趣旨は?

経済産業省にまた新たにガバナンス関係の研究会が立ちあがった。 同省は先月(2016年7月)1日から「CGS研究会」(コーポレート・ガバナンス・システム研究会)をスタートさせたところだが(2016年6月29日のニュース「経 … 続きを読む

2016/08/19 機関投資家から「E」と「S」に関する質問が少ない理由

このところ多くのアセットマネジメント会社が、ESG(E=環境、S=社会、G=コーポレートガバナンス)をメインストリーム(主流)ファンドに統合することを試みている。アセットマネジメント会社は、自社のアナリストやファンドマネ … 続きを読む

2016/07/26 のれんを償却すれば赤字に転落する企業も

国際会計基準(以下IFRS)を採用する企業が増加しているが、その大きな理由の1つが、日本の会計基準(以下、日本基準)では毎期償却しなければならない「のれん」が非償却とされているということだ(ただし、毎期減損テストが実施さ … 続きを読む

2016/07/11 企業年金のスチュワードシップコード受入れでエンゲージメント活発化も

スチュワードシップ・コードが導入(2014年2月~)されてから間もなく2年半が経つが、運用会社によるエンゲージメント(企業との対話)活動はまだ十分でないとの声も聞かれる。金融庁が開催している「スチュワードシップ・コード及 … 続きを読む

2016/06/27 決算短信・四半期決算短信改正が企業に与える具体的な影響

証券取引所の規則により開示が要請されている決算短信や四半期決算短信は、金融商品取引法による「法定開示書類」である有価証券報告書や四半期報告書の記載内容と重複箇所が多いことなどから、記載内容の見直しが行われることになったの … 続きを読む

2016/06/24 「同一の監査人による監査期間」の開示が制度化された場合の企業への影響

投資家は“見えないもの”に対して不信感を抱く傾向がある。会計監査も例外ではない。上場企業が提供する財務情報の正確性を担保し、資本市場を支える重要な機能を果たす会計監査に関する情報は、本来投資家にとって有用性が高いはずだが … 続きを読む

2016/06/21 独立社外取締役ゼロの会社はどうエクスプレインしたか

東証が先週金曜日(2016年6月21日)に公表した「東証上場会社における独立社外取締役の選任状況<速報>」によると、東証一部上場会社のうち独立社外取締役を選任している会社は96.2%にも達している。これは「2016年6月 … 続きを読む

2016/06/14 招集通知を最も早く開示した企業は?

6月株主総会シーズンの招集通知がほぼ出揃った。今年はコーポレートガバナンス・コード対応の一環として、招集通知の早期発送および発送前の電子的公表(補充原則1-2②)に取り組む企業が多く見られた。 そこで、TOPIX100採 … 続きを読む