2023/09/27 新四半期決算短信、1Q・3Qで増す“負担”の内容

第1四半期(以下、1Q)と第3四半期(以下、3Q)の四半期報告書の廃止を盛り込んだ金融商品取引法(以下、金商法)改正法案が未成立のまま通常国会は6月に閉会したが、東証は同法案が今秋の臨時国会で可決されることを前提に「四半 … 続きを読む

2023/09/20 有報における「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」状況

既報のとおり、東証に設置された「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」の第11回会合(2023年8月29日開催)では、「既存の開⽰を参照するのみで、資本コストを踏まえた現状分析・評価に関して言及がない」事例が問題視 … 続きを読む

2023/09/04 資本コスト経営、PBR水準にかかわらず対応を要請することを改めて周知

周知のとおり、東証は3月31日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」(以下、東証要請)を公表し、プライム市場上場会社およびスタンダード市場上場会社に対し、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応( … 続きを読む

2023/08/25 管理職の多様性についてあえて数値目標を定めないという選択も

周知のとおり、2023年3月期の有価証券報告書(以下、有報)から人的資本に関する開示(以下、人的資本開示)が求められている。・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。 ※まだロ … 続きを読む

2023/08/09 資本コストを意識した経営の取り組みに関する適時開示の好事例

東証が2023年3月31日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」(以下、東証要請)を公表し、プライム市場およびスタンダード市場の上場会社に下記の対応を要請してから4か月が経過した。下図のとおり、東 … 続きを読む

2023/08/07 インパクト投資の普及に向けGPIFにプレッシャー、企業の開示負担増加のおそれも

猛暑日(一日の最高気温が35 度以上の日)がこうも続くと、否応なしに日常生活の中で気候変動の影響を感じざるを得ない。気候変動のような地球規模の課題に金融の力で対処しようという取り組みがESG投資やインパクト投資等の責任投 … 続きを読む

2023/08/03 改正開示府令に対応した有報における「取締役会等の活動状況」の開示の傾向と好事例

昨今、投資家と企業の対話において話題に上ることが多いテーマとして、取締役会の機能発揮の状況や実効性の向上に向けた取組状況がある。2023年3月決算企業の有価証券報告書から「取締役会等の活動状況(開催頻度、具体的な検討内容 … 続きを読む

2023/07/25 男性労働者の育児休業取得率、有利な算定式で算出・開示する事例も

周知のとおり、2023年3月期の有価証券報告書から、女性活躍推進法等に基づき「女性管理職比率」「男性労働者の育児休業取得率」「男女間賃金格差」を公表している会社及びその連結子会社について、これらの指標を【従業員の状況】欄 … 続きを読む