2017/02/01 リキャップCBは悪か?

周知のとおり、ROE(自己資本利益率)は「純利益 ÷ 自己資本」により計算される。このため、企業が事業活動を通じて得た利益が配当等として株主に還元されずに「自己資本」として蓄積されれば分母は大きくなり、ROEは下がること … 続きを読む

2017/01/23 「同一労働同一賃金ガイドライン案」の正しい読み方

昨年(2016)末、政府の「働き方改革実現会議」において「同一労働同一賃金に関するガイドライン」の政府案が提示されたが、経営者としてはこれをどう読んだらよいのだろうか。 今般のガイドライン案は「正規と非正規との格差是正」 … 続きを読む

2017/01/20 企業年金に適したスチュワードシップ・コードのあり方とは?

野村総合研究所 上級研究員  三井千絵 機関投資家に投資先企業に対するモニタリングや建設的な対話(エンゲージメント)を求めるスチュワードシップ・コードの導入(2014年2月~)から間もなく3年が経過するが、今やほとんどの … 続きを読む

2016/12/27 海外有力機関投資家、2017年度に「独立社外取締役比率3分の1」を要求も

年明け以降、2017年の株主総会シーズンに向けた準備も本格化していくものと思われるが、それに先立ち、議決権行使助言会社の議決権行使方針が明らかになっている。これを受け、機関投資家のスタンスも定まって来ることになる。様々な … 続きを読む

2016/12/22 独立社外取締役との対話の内容

スチェワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードの導入以降、投資家と企業の対話が進んできている。その多くは、企業のマネジメントやIRを対象にしたものとなっているが、今後広がっていきそうなのが、投資家と独立社外取 … 続きを読む

2016/12/19 コーポレートガバナンス改革の遅れは「日本の企業文化」の問題か

機関投資家として、日本企業のコーポレートガバナンス改革の遅れに苦言を呈さざるを得ないケースは少なくない。これに対し、経営者から「欧米式をそのまま導入しようとしても、企業文化の違いが大きい」「そもそも、急激な変化を好まない … 続きを読む

2016/12/09 英国、報酬委員会に「従業員代表」を加える構想

我が国は今まさにコーポレートガバナンス改革真っ只中にあるが、各企業においてはどのように対応を図っていくべきか、まだまだ“暗中模索”の段階にあるというのが実際のところだろう。日本版コーポレートガバナンス・コードが英国版をベ … 続きを読む