2016/03/08 「社長による査定」を役員報酬に反映させることの是非
コーポレートガバナンス・コード(4-2、4-2①)が求める「中長期的な会社の業績や潜在的リスクを反映させた経営陣の報酬」というと、業績連動型の報酬や株式報酬が思い浮かぶところだが、こうした先進的な報酬制度導入の検討が進む … 続きを読む
コーポレートガバナンス・コード(4-2、4-2①)が求める「中長期的な会社の業績や潜在的リスクを反映させた経営陣の報酬」というと、業績連動型の報酬や株式報酬が思い浮かぶところだが、こうした先進的な報酬制度導入の検討が進む … 続きを読む
マイナス金利の導入で長期金利が下落したことを受け、固定金利による新規借入れを検討したり、既存の変動金利の借入金に対して金利スワップ(*)をかけることで金利の固定化を検討したりしている企業も少なくないだろう。固定金利の方が … 続きを読む
議決権行使助言最大手のISSが「過去5期平均もしくは直前期にROE(自己資本利益率)が5%未満の場合、経営トップ(会長や社長)の選任議案に反対推奨する」という助言方針を示しているのは周知のとおりだが、この方針に対して、企 … 続きを読む
一橋大学大学院商学研究科 准教授・日本IR協議会 客員研究員 円谷 昭一 東京証券取引所(東証)は2月24日、今年度で4回目となる企業価値向上表彰を行ったが、今回初めて上位企業49社の個別企業名を公表した。 企業価値 … 続きを読む
日本企業のコーポレートガバナンス・改革に注目するグローバル投資家の大きな関心事の1つがCEO人事だ。ある機関投資家のトップは、これまでの日本企業におけるCEOの選出プロセスが経営そのものに与える“悪影響”を懸念する。 … 続きを読む
昨日(2016年2月16日)、日銀によるマイナス金利政策がスタートした。マイナス金利が日銀の当座預金(民間の銀行が日銀預けているもの)に滞留する資金に対する“ペナルティー”として機能することで、銀行による企業や家計への … 続きを読む
日本型のコーポレートガバナンスを推進してきたキヤノンが大胆な取締役会改革に乗り出している。同社は(2015年)1月27日付けで代表取締役の異動を発表、真栄田専務が社長COOに昇格し、御手洗会長兼社長は引き続き会長として … 続きを読む
機関投資家の運用手法には、大きく分けて「パッシブ運用」と「アクティブ運用」がある。パッシブ(「消極的」なという意味)運用とは、東証のTOPIXのような株価指数(インデックス)の値動きに連動する運用成果を目指し、株価指数 … 続きを読む
日銀が先月末(2016年1月29日)に国内初となるマイナス金利の導入を発表したが、これとは対照的に、米国の連邦準備制度理事会(FRB)は昨年12月16日、実に9年半ぶりの利上げを実施し、今年も利上げを見込んでいる。不思 … 続きを読む
産業革新機構(機構)の出資を受け入れる方針だったシャープが一転、台湾の鴻海精密工業(鴻海)による買収案を採用する方向となった。外資に対する経営陣の心理的な抵抗感から、機構案による「日の丸連合」が選ばれる可能性が高いと思 … 続きを読む