東証一部上場企業のP社の取締役会では子会社S社(設立時からP社が持分のすべてを所有する100%子会社)の普通株式(非上場)の評価を巡って議論が交わされているところです。取締役AからCの発言のうち、誰の発言がGood発言でしょうか?
取締役A:「S社の純資産が取得価額の45%の水準になった以上、1円まで落とすべきです。」
取締役B:「それは落としすぎでしょう。1円まで落としたら連結利益に与える影響が大きすぎるのではないでしょうか。」
取締役C:「取得価額の55%を落とせば十分でしょう。なお、単体で子会社株式を減損しようがしまいが、いずれにしても連結利益には一切影響はありません。」
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