2022/07/08 不動産鑑定士の鑑定評価の信頼性が揺らぐ事件が発生、影響はどこまで広がる?

不動産鑑定士は不動産の鑑定評価のプロフェッショナルであり、その鑑定評価結果は、不動産取引や固定資産の減損評価、企業価値算定、さらには相続などで活用されている。不動産鑑定士の鑑定評価結果が尊重されるのは、不動産鑑定士が高い … 続きを読む

2022/07/05 7月決算企業は来月から 女活法に基づく男女賃金格差開示、準備期間の短さに企業からは不満の声

女性活躍推進法に基づく男女賃金格差の開示が(2022年)6月24日、厚生労働省の第50回労働政策審議会 雇用環境・均等分科会で決定し、「2022年7月1日以後」に締まる年度から義務付けられることになった(男女の賃金格差開 … 続きを読む

2022/06/17 家族が同業他社に勤務している従業員の処遇

従業員にとって、自分の家族の職業や勤務先はセンシティブな情報であり、少なくとも会社が強制力をもってそれを報告させることは難しい。会社が従業員の家族関係の情報を入手する目的としては「課税処理や年末調整のため」「社会保険の加 … 続きを読む

2022/06/16 株主からの臨時総会開催要請に裁判所の決定と異なる決断 監査役の善管注意義務違反は?

買収防衛策の導入(継続)議案に対する賛成率がかつてより大幅に低下するなど、近年、買収防衛策に対しては投資家サイドから厳しい視線が注がれている。こうした中、3%以上の議決権を有する・・・ このコンテンツは会員限定です。会員 … 続きを読む

2022/06/14 リストリクテッド・ストック・ユニットが退職所得に該当せず

既に多くの上場企業が様々な株式報酬(*)を導入しているが、代表的な株式報酬としてリストリクテッド・ストック(譲渡制限付株式報酬)がある。そして、リストリクテッド・ストックには、株式交付のタイミングによって、「事前交付型」 … 続きを読む

2022/06/10 監査審査会の検査で不適切対応が発覚、中小監査法人選別の“踏み絵”とは?

監査法人の“お目付け役”である公認会計士・監査審査会(以下、審査会)が金融庁に対して監査法人を名指しして行う行政処分の勧告が、事実上当該監査法人に対して資本市場からの撤退勧告として機能していることは、2022年1月28日 … 続きを読む

2022/05/30 改正公益通報者保護法施行目前 監査役や社外取は従事者に指定すべき?

改正公益通報者保護法の施行(2022年6月1日~)に伴い、上場会社各社は社内規程を改正したうえで、公益通報対応業務の責任者を定め、業務従事者を指定することが求められる。施行日が明後日に迫る中、既に多くの上場会社が内部公益 … 続きを読む

2022/04/27 会計基準違反が相次ぐ「その他資本剰余金」を用いた欠損てん補

3月決算会社では決算短信の開示がピークに突入しているが、6月の定時株主総会に諮る議案およびその内容の検討も最終段階にあるものと思われる。今年の株主総会では、コロナによる需要減、円安や資源高による仕入値の高騰、中国の都市封 … 続きを読む