2022/02/08 中核人材、「測定可能な目標」と「その状況」の開示実態

既報のとおり、東証は1月26日に公表した「コーポレートガバナンス・コードへの対応状況(2021年12月末時点)」(以下、東証資料)の中で、TOPIX100採用企業による「中核人材における測定可能な目標」(補充原則2-4① … 続きを読む

2022/02/03 「スキル等の組み合わせ」開示、様子見企業相次ぎコンプライ率が大幅低下

2021年6月に実施されたコーポレートガバナンス・コード(CGコード)改訂の目玉の一つとして、補充原則4-11①で上場会社に取締役の「スキル等の組み合わせ」の開示が求められることとなった点が挙げられる。しかし、2022年 … 続きを読む

2022/02/02 政策保有株式開示を巡る期待ギャップが解消しない理由

周知のとおり、政策保有株式に関する開示については、2019年3月期から適用が開始されている改正開示府令により開示内容の充実が図られている。具体的には、「政策保有株式の保有方針」「保有の合理性を検証する方法」「保有目的」「 … 続きを読む

2022/01/26 有報、CG報告書の英文開示、プライム市場選択会社にとっては底辺からの検討課題に

2022年1月20日のニュース『補充原則3-1②の英文開示で「必要とされる情報」の意味』では、東証が1月17日に公表した「英文開示実施状況調査結果(2021年度)」についてお伝えしたところだが、この東証のリリースに掲載さ … 続きを読む

2022/01/24 岸田総理が「有価証券報告書」における男女別賃金の開示を明言

2022年1月18日のニュース「男女別の賃金開示、復活の可能性」では、(2022年)1月17日)招集された通常国会の冒頭における岸田総理の施政方針演説で、男女の賃金格差を是正するため企業の開示ルールの見直す方針が示された … 続きを読む

2022/01/21 CGコードに続き気候変動開示でも英国が“手本”になる可能性

既報のとおり、昨年(2021年)11月に開催されたCOP26では、IFRS(国際財務報告基準)を策定するIFRS財団が、国際的に統一された気候変動開示のルールをはじめとする「サステナビリティ報告基準」を策定するため、国際 … 続きを読む

2022/01/20 補充原則3-1②の英文開示で「必要とされる情報」の意味

東京証券取引所が2022年1月11日に公表した「上場会社による新市場区分の選択結果」によると、プライム市場を選択した会社は1,841社に上る。これは2022年1月11日時点の全上場会社3,777社の約半数(49%)に相当 … 続きを読む

2022/01/19 リース会計基準変更へ 「重要性基準」という“逃げ道”は通用するか

企業の「総資産」が増加すれば、「利益/総資産」によって計算されるROA(Return On Assets=総資産利益率)は低下し、投資家には「資産を上手く活用できていない(利益を生み出せていない)」というネガティブな評価 … 続きを読む

2022/01/18 男女別の賃金開示、復活の可能性

昨日(2022年1月17日)招集された通常国会の冒頭で、岸田総理は今年の政府の基本方針や政策を示す「施政方針演説」を行ったが、新型コロナ対応などともに「新しい資本主義」という項目が立てられている。その中で注目されるのが、 … 続きを読む

2022/01/13 現行の開示制度の下で求められる気候変動開示

既報のとおり、2021年9月以降、金融庁の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」では、気候変動への対応をはじめとするサステナビリティに関する開示を有価証券報告書で求めるべく議論を進めている(ディスクロージャ … 続きを読む