2017/01/12 機関投資家に注目されない企業の進むべき道

何百億、何千億という巨大なポートフォリオを運用する機関投資家の多くは、時価総額の小さい企業に投資することに躊躇する。なかでも、小さな金額しか投資できない時価総額50億円以下の“超小型株”に投資することは極めて難しい。なぜ … 続きを読む

2017/01/11 決算短信簡素化に海外投資家から異論の声

野村総合研究所 上級研究員  三井千絵 金融庁の金融審議会ディスクロージャー・ワーキング・グループ(以下、ディスクロージャー・ワーキング・グループ)や東証が検討してきた決算短信の簡素化の実施を目前に控える中(2017年3 … 続きを読む

2017/01/06 IFRS適用会社を買収でも、親会社は日本基準のままでOKに

国際会計基準(IFRS)を適用している日本企業は年々増加傾向にあり、非上場企業も含め125社にのぼっている(2016年10月末現在。金融庁調べ)。最近は上場(IPO)の際に既にIFRSを適用している企業もある。これは、将 … 続きを読む

2016/12/21 会計不正レポートの新たなターゲットが出現

上場会社の会計や開示に関する不正の可能性を訴えるファンドのレポート公表が相次いでいる。2016年12月14日には医療用のサイボーグ型ロボットを製造するCYBERDYNE(東証マザーズ)が、空売りファンドの米国シトロン・リ … 続きを読む

2016/12/15 機関投資家が選んだ優れた「CG報告書」「統合報告書」

上場企業各社のコーポレート・ガバナンス報告書(CG報告書)を見ると、コーポレートガバナンス・コードに対応する開示に真摯に取り組んでいる企業がある一方で、ひな形的記載にとどまっている“残念”な企業も少なくない。また、統合報 … 続きを読む

2016/12/08 フェア・ディスクロ・ルール、行政処分の前に情報公表を“促す”案に

上場会社による情報開示がすべての投資家に対し公平に行われることを目的とするフェア・ディスクロージャー・ルールについて検討している金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が昨日(2016年12月7日)第11回の会合を … 続きを読む

2016/11/28 フェア・ディスクロ・ルールとインサイダー規制、対象情報の違いは?

金融庁が導入する予定のフェア・ディスクロージャー・ルールの原案が「フェア・ディスクロージャー・ルール・タスクフォース」(座長:黒沼悦郎早稲田大学法学学術院教授)で明らかになった。フェア・ディスクロージャー・ルールとは、企 … 続きを読む

2016/11/25 経営指標をサマリー情報のトップに記載することも可能に

周知のとおり、決算短信・四半期決算短信(以下、短信)の“顔”ともいえる「サマリー情報」の書き振りを大幅に変える可能性のある開示ルール(上場規則)の改正案が10月28日、全国の証券取引所より示されている。この改正は、201 … 続きを読む

2016/11/16 「物言わぬ株主」時代の終わりを告げるスチュワードシップ・コードの改訂

2016年11月10日のニュース「フォローアップ会議、個別の議決権行使結果の公表を提言」でお伝えしたとおり、金融庁が開催している「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」は11月 … 続きを読む