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【問題1】
英国のコーポレートガバナンス・コードでは、FTSE350の企業の取締役会に対し、「3年に1回」外部の評価を受けることを求めている。
FTSE350 : ロンドン証券取引所に上場する企業のうち、時価総額上位350位の企業の銘柄で構成されるロンドン証券取引所の株式指標。英国の新聞フィナンシャルタイムズとロンドン証券取引所の合弁会社が共同出資する企業「FTSEインターナショナル」により公表される。FTSE100、FTSE250もある。
【問題2】
CB(転換社債)を用いてリキャップ(資本の再構成)をした場合、ROEが向上する。その後、株価が上昇すれば、より一層のROEの向上を期待できる。
【問題3】
コーポレートガバナンス・コード原案では、上場会社に中期経営計画を策定すべきとしている。
【問題4】
会社法上、社外取締役にストックオプションを付与することは認められていない。
【問題5】
コーポレートガバナンス・コードの施行により、東証第1部・第2部の上場会社は社外役員の兼任状況の開示を求められる。
【問題6】
東京証券取引所の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」の様式および記載要領の改訂案によると、コーポレート・ガバナンスに関する報告書でコーポレートガバナンス・コードの各原則に基づく開示を行う際、有価証券報告書やアニュアルレポート等で開示済みの事項については、簡素化のため項目立てすら不要とされている。
【問題7】
監査役会設置会社が監査等委員会設置会社に移行し、監査役が監査等委員である取締役に横滑りした場合の任期は、監査役としての残りの任期が引き継がれることになる。
【問題8】
東京証券取引所第一部上場企業による自己株式の取得金額は増加傾向にある。
【問題9】
企業会計基準委員会(ASBJ)が「包括的な収益認識会計基準」を策定した場合、「消化仕入れ」を行っている会社は代理人としてみなされ、売上には手数料相当額しか計上できなくなる可能性が高い。
【問題10】
2015年3月に国会に提出された不正競争防止法の改正法案には、日本企業の営業秘密を海外で使用し、またはそれを目的として営業秘密を取得・漏えいする行為に対して、犯罪収益の没収規定が盛り込まれている。