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【問題1】
安全保障上重要な日本企業に対する外国資本の出資・買収を規制する外為法改正案に対して、アジアに投資するグローバルな機関投資家の団体であるアジア・コーポレート・ガバナンス協会は「コーポレートガバナンス改革が後退する」との懸念を示している。
【問題2】
英国スチュワードシップ・コードで採用されているアプライ&エクスプレインはコンプライorエクスプレインよりもスチュワードシップ・コードの順守を強く求めるものと言える。
【問題3】
同程度の規模の同業他社に比べて監査報酬が低い(≒監査時間が少ない)と、「十分な監査が行われていないのではないか」といった疑念を投資家から持たれる可能性がある。
【問題4】
有価証券報告書のMD&Aにおいて「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」を開示するのは2021年3月期からであり、「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の原則適用の予定時期と同じである。
【問題5】
本年(2019年)6月に開催された東証一部上場企業の定時株主総会の特徴として「株主提案を受けた企業の数」が過去最多であったことが挙げられる。
【問題6】
有価証券報告書の中で独立監査人(監査法人)が監査の対象とするのは(連結)財務諸表であり、それ以外の例えば【事業の状況】の【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】、【事業等のリスク】、【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】は監査の対象外とされているので、独立監査人は責任を負わないようあえて目を通さないのが通常である。
【問題7】
有価証券報告書に虚偽記載があった場合に課される課徴金の額は、虚偽記載の額に所定の率を乗じて算定される。
【問題8】
IR優良企業として表彰されるような企業には「IRへの経営トップの関与」と「非財務的な企業価値の重視」といった共通点が見受けられる。
【問題9】
ESGに課題を抱える企業に対するESG投資のスタンスには大きく「ダイベストメント」か「エンゲージメント」かという2つの選択肢がある。
【問題10】
内部監査は、社長の手足となって業務が法令や社内規程に則っているかどうかを監査するものであり、内部監査部門の組織内の位置づけとして社長の直属以外の選択肢は存在しない。