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【問題1】
前年度の有価証券報告書の財務諸表でコロナ影響下の会計上の見積りに用いた仮定を開示している企業において、今四半期決算では新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定に重要な変更を行っていなくとも、重要な変更を行っていないことが財務諸表の利用者にとって有用な情報となると判断される場合には、「重要な変更を行っていない」旨を記載することが望ましいとされている。
【問題4】
出資先企業に取締役として派遣された出資元企業の取締役は、出資元企業が保有株式について減損損失を計上しなければならないほど出資先企業の業績が悪化した場合、それだけで出資先企業の取締役としての善管注意義務違反と出資元企業の取締役としての善管注意義務違反を問われる。
【問題7】
剰余金の配当等の権限を取締役会に授権するための定款の規定の内容としては、「法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議によって定める」といったパターンと、「・・・取締役会の決議によって定めることができる」といったパターンの2つがある。