はじめに
本日(2023年5月8日)、新型コロナウイルスの感染症法上の取扱いが季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更された。実際、現時点では感染状況も沈静化しているが、いまだ混雑した場所ではマスクの着用が推奨されるなど、かつての日常に完全に戻ったとは言えない状況にある。こうした中、今年の6月総会に向け検討課題となっているのが、前年までとは異なる「新たなコロナ対応」だ。具体的には、株主総会における感染防止策を前年までのレベル感からどの程度弱めてよいのか、が焦点となる。
本特集では、法務省および経済産業省が3月30日に更新した「株主総会運営に係るQ&A」を手掛かりの一つとして、6月総会における対応を整理する。
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