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(新用語・難解用語)投資家フォーラム

 投資家が企業との対話に向けた実力を高めるために、投資家間での知識や経験の共有、議論や情報発信等をするためのプラットフォーム。日本版スチュワードシップ・コード伊藤レポートでその設置が推奨されていることを受け(日本版スチュワードシップ・コード 指針7-3、伊藤レポートP.90参照)、経済産業省の企業報告ラボの中に「投資家フォーラム作業部会」を設ける形で、昨年(2014年)から有力運用会社の投資担当者やOBなど6名が、投資家が集うプラットフォームの条件やあり方について議論を重ねてきた。

 また、先月(2015年2月)27日には、対話シンポジウム「企業と投資家による持続的な価値創造を目指して~スチュワードシップの実践~」を開催、三菱重工のグローバル戦略の企画担当者、富士重工のCFOを招いて“模擬エンゲージメント”を開催(2015年1月16日のニュース「変革著しい三菱重工と富士重工が“模擬エンゲージメント”で投資家と対話」参照)、話題を呼んだが、「作業部会」はいよいよ「投資家フォーラム」を立ち上げる方向だ。

 作業部会は、投資家フォーラムの一般的な機能として、・・・

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