運用リスクを事業主が負う「確定給付型年金」と加入者が負う「確定拠出型年金」の
中間に位置付けられる企業年金制度。2015年6月30日に閣議決定された政府の成長戦略「日本再興戦略」改訂2015ではこのハイブリッド型企業年金の導入が打ち出されている(130ページ参照)。
確定給付企業年金の制度改善 企業が企業年金を実施しやすい環境を整備するため、確定給付企業年金制度について、運用リスクを事業主と加入者で柔軟に分け合うことができるようなハイブリッド型の企業年金制度の導入・・・について検討し、本年中に結論を得る。 |
ハイブリッド型の企業年金というと、いわゆるキャッシュバランス・プラン を思い浮かべるかもしれないが、今回政府が検討しているものは、キャッシュバランス・プランとは別物の模様。政府がモデルにしようとしているとみられるのが、・・・
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