ウェアラブル(Wearable=着用できる)という言葉のとおり、洋服やメガネ、腕時計のように、身に付けることによって利用されるコンピュータ機器のこと(デバイス(Device)は「装置」「端末」を意味するため、「ウェアラブル端末」と呼ばれることも多い)。
既に販売されているウェアラブル・デバイスとしては、消費カロリーや心拍数、睡眠時間など様々な活動量を計測することでダイエットやスポーツなどに活用できる「アクティビティ・トラッカー」や、スマートフォンと連動することによりメールの受信やSNSの更新を通知する「スマート・ウォッチ」、視界に入った情報をデータ化してディスプレイに表示し、現実社会の情報を補完する「スマート・グラス」などがある。スマート・グラスでは、目的地に向けて進むべき道を示したり、視界に入った外国語を即座に翻訳して表示するほか、人間の顔を認識してプロフィール表示するといったこともできる。まさに現実世界に情報を“付加”する技術であることから、拡張現実(Augmented Reality=AR)とも呼ばれている。
さらに最近は、・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。