正解です。
会計上の資産・負債の額と、税務上の資産・負債の額の間にズレがあり、そのズレが将来において解消される場合、繰延税金資産(負債)が計上されます(資産・負債の会計と税務のズレに着目する税効果会計の考え方を「資産負債法」と言います)。繰延税金資産の取り崩し額よりも計上額の方が多ければ、当期の繰延税金資産は前期よりも増えることになります。その増加分は今期の税金費用の一部を上述したズレが解消する時点まで繰り越したことに起因します。そして、繰延税金資産の増加分だけ税引前利益から控除される「法人税等」の金額が減ります。最終的に、「法人税等」の金額が減った分だけ、税引後の「当期純利益」も増えることになります。
問題文は「繰延税金資産の積み増し」イコール「税引後の当期純利益にマイナスの影響」としていますが、正しくは「繰延税金資産の積み増し」イコール「税引後の当期純利益にプラスの影響」です。
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2014/08/22 会計基準見直しで、「重要な繰越欠損金」抱える会社の業績が上振れも(会員限定)
