不正解です。
不適切会計の事案においては、不適切会計の原因が誤謬なのか不正なのかを特定することがとても重要となってきます。なぜなら、原因が誤謬か不正かにより、事案の悪質性、責任の所在、再発防止策の内容が大きく異なってくるからです。この点につき、Abalanceは、2024年3月に監査等委員会が「故意が特定できないから誤謬である」と整理した報告書を作成し、その内容に沿って、「誤謬であった」との適時開示を行っていますが、Abalance第三者委員会は調査報告書において、(不正に該当するかどうかは)「本来は「『故意』に限られず、通常の管理担当者であれば容易に識別し得たにもかかわらずこれを見逃したような「重過失」がある場合も、広義の「不正」に該当し得るのが会計慣行である」としています(以上より、問題文の記述は誤りです)。
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2025年12月19日 【失敗学第138回】Abalanceの事例(会員限定)
