不正解です。
企業が自然破壊や生物多様性の損失によって被る財務リスク、企業活動による自然や生物多様性への影響などについて情報開示するための枠組みを策定するため、国連の関連組織などが中心となって設置されることになったのが「TNFD(Task Force for Nature-related Financial Disclosures=自然関連財務情報開示タスクフォース」です。TNFDはTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures=気候関連財務情報開示タスクフォース)をモデルとしており(TCFDについては、2020年1月15日のニュース「機関投資家がTCFDを重視せざるを得ない事情」参照)、情報開示の枠組みを策定することによって、自然保護と生物多様性保全に向けた投資、融資を促進すること目的としています。同じく自然災害をテーマとするTCFDとTNFDの違いがどこにあるのかが気になるところですが、この点、TNFDのウェブサイト(FAQの「Are the TNFD and TCFD the same project?」参照)では、TCFDが気候関連の財務リスクに焦点を当てており、プラスチックごみによる海洋汚染や土壌汚染等、気候以外の自然関連の大きなリスクは網羅していないため、TNFDの設置が必要であると説明されています(問題文は正しいです)。
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2020年8月19日 (新用語・難解用語)TNFD(会員限定)