正解です。
デット・ガバナンスとは“債権者によるコーポレートガバナンス”のことです。高度経済成長期、日本におけるコーポレートガバナンスの担い手として大きな役割を担っていたのはメインバンクに代表される債権者でした。債権者は経営の規律が不十分な企業に対して資金供給を絞ることでガバナンスの担い手としての役割を果たしていたのです。それから数十年が経ち、いまでは日銀が銀行にマイナス金利を課す時代になりました。貸付金の長期金利はますます下落する見込みです。銀行が企業に対して「頼むから借りてくれ」と言わざるを得ないとしたら、デット・ガバナンスによる規律付けに多くは期待できないでしょう。以上より、問題文は正しいです。
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2016/02/17 マイナス金利とコーポレートガバナンス改革(会員限定)
