2015年11月の課題
黒田電気に対し“村上ファンド”(C&Iホールディングス)が社外取締役就任を提案した一件(こちらを参照)を見て、「明日は我が身」と思った中堅上場企業の役員も少なくないのではないでしょうか。黒田電気のケースでは、大手議決権行使助言会社のISSが議案への賛成を推奨したものの、大手機関投資家が反対に回ったため、村上ファンドの提案は否決されました。黒田電気は、中小型株ファンドを通じて機関投資家の投資を受けていましたが、本件は、優良な大手機関投資家から投資を受けることの意義を改めて感じさせました。ただ、大手機関投資家は時価総額が1,000億円程度以下の会社を投資対象外としていることが多く、実際のところ、中堅企業が大手機関投資家から投資を受けるのは容易ではありません。
大手機関投資家の投資を呼び込むため、役員としてはどのような対策をとるべきでしょうか?
貴方の考えを述べてください。
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