2016年12月の課題
「取締役会の実効性評価」を求めるコーポレートガバナンス・コードの補充原則4-11③をコンプライしたうえで具体的な課題を開示している企業は少なくありません。その多くが、取締役会において「中長期的な戦略」の議論が不十分であることを課題に挙げており、我が国企業に広く共通する問題意識となっていることがうかがわれます。
では、仮に貴方が役員を務める会社も2016年の株主総会後、2015年度における取締役会の評価結果として同様の開示を行っていたとした場合、以下の事項について貴方はどのように考えますか?コーポレートガバナンス・コードの基本原則および各原則、資料編の記載を引用しつつ答えてください。
1.2016年度において取締役会の実効性を高めるため、何に取り組むべきか
2.2017年の株主総会後に開示する新たな課題として何が想定されるか
3.一連の取組みで「中長期的な戦略」はどのような影響を受けるか
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。