2014年11月の課題 重要な意思決定
長らく不採算事業の解消に専念してきた貴社ですが、「守り」から「攻め」に経営姿勢を転換するよう投資家からのプレッシャーが年々強まっています。幸いなことに株高や円安など経営環境が好転したこともあり、経営陣のマインドにも少しずつ変化が生じています。最近は、M&Aの積極推進や多額の設備投資など、今後の会社の命運を決するといっても過言ではない重要案件の審議が目白押しです。取締役である貴方は、「起死回生の一手を打ち出していかなければ会社の将来はない」との強い思いを抱く一方で、経営判断を誤った場合に自らが負うリスクのことも気になっています。
では、経営上の重要な意思決定を行なうにあたり、積極果敢な経営判断を妨げないようにしつつも自らのリスクを回避するために、取締役としてはどのような心構えが必要でしょうか。
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