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【2023年9月の課題】今後の有価証券報告書の開示実務体制

2023年9月の課題

これまで多くの上場企業では、有価証券報告書の作成は主として経理部門が担ってきました。しかし、2023年3月決算の有価証券報告書から非財務開示が本格的に開始し、今後もさらなる拡充が見込まれる中、有価証券報告書の開示実務体制は大きく変わっていくことが予想されます。経理部門は非財務情報について精通しているわけではないからです。
また、有価証券報告書では、財務情報と非財務情報の関連性が重要になるため、非財務情報に精通し、統合報告書やサステナビリティレポートの作成において中心的な役割を果たしてきたCSR部門等と経理部門との連携も必要になるでしょう。
今後、上場企業各社の有価証券報告書作成においては、どこの部門がリーダーシップをとっていくのか、また、社内における非財務情報の吸い上げ方法など、新たな有価証券報告書の開示実務体制について考えてみてください。

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