2019/01/09 東証の市場構造の変化がもたらすCGコードへの影響

2013年7月に東京証券取引所(以下、東証)と大阪証券取引所の株式市場が統合してから、はや5年半が経過した。統合以来、東証は、第一部・第二部・マザーズ・JASDAQの四つの市場(及びプロ投資家向けの東京PROマーケット) … 続きを読む

2019/01/08 数字が証明するエンゲージメントの意義

エンゲージメントという言葉が使われ始めた数年前、企業のみならず機関投資家からも、「それほど意味があるとは思えない」「やれと言われているのでやっている」といった趣旨の発言を耳にしたことがあったが、我が国でもエンゲージメント … 続きを読む

2018/12/25 自社株買いの功罪

日本の株式市場でも自社株買いが頻繁に見られるようになった。日本企業には、過剰な内部留保により、資本構成に問題を抱えているところが多い。伊藤レポートでは、グローバルな機関投資家が日本企業に期待する株主資本コスト(投資家が求 … 続きを読む

2018/12/21 「記述情報の開示に関する原則」が取締役会実務に与える影響

2018年6月27日のニュース「経営戦略や政策保有株式等、更なる拡充が求められる有報開示」でお伝えしたとおり、上場企業は2018年3月31日以降に終了する事業年度(3月決算企業であれば前期)の有価証券報告書等からMD&A … 続きを読む

2018/12/19 英国で非上場大企業向けCGコードが確定、日本への影響は?

英国で非上場の大手小売企業BHSが2016年に巨額の年金積立不足を残して破たんしたことを受け、英国政府は、非上場大企業のコーポレートガバナンスを強化する方針を打ち出し、“非上場大企業向けコーポレートガバナンス・コード”の … 続きを読む

2018/12/18 2018年3月末決算企業 主要国内機関投資家による議決権行使結果 第四弾

これまで3回にわたりお伝えしてきた「2018年3月末決算企業 主要国内機関投資家による議決権行使結果」の第四弾では、カルロス・ゴーン会長の逮捕で世間の注目を集めている日産自動車を取り上げる(日産自動車の問題については、2 … 続きを読む

2018/12/17 グラスルイス、日本向け2019年版ガイドラインで剰余金処分案に新方針

議決権行使助言会社大手・グラスルイスの「日本向け2019年版ガイドライン」が同社のウェブサイトで公開されている。今のところ英語版のみが公表されており、日本語版の公表は来年1月下旬になる見通しだ。 今回発表された助言方針に … 続きを読む

2018/12/14 業績連動報酬、報酬委員会の過半数が独立役員なら損金に

機関投資家が日本企業の経営者報酬制度を従来の固定報酬偏重型から「業績連動報酬」「⻑期インセンティブ報酬」を加えた“3階建て”に組み替えるよう求める中(2018年5月11日のニュース『投資家目線の「望ましい経営者報酬」』参 … 続きを読む