2024/06/05 投資家から「コングロマリット・ディスカウント」の解消を求められた場合の対応
異なる分野の事業を複数同時進行で営む企業(複合企業)を指す「コングロマリット(conglomerate)」を巡っては、好調な事業と不振な事業が共存する場合、不振事業に足を引っ張られる形で、好調な事業の業績等が当該企業の株 … 続きを読む
異なる分野の事業を複数同時進行で営む企業(複合企業)を指す「コングロマリット(conglomerate)」を巡っては、好調な事業と不振な事業が共存する場合、不振事業に足を引っ張られる形で、好調な事業の業績等が当該企業の株 … 続きを読む
既に多くの上場会社が取締役等に対する株式報酬を導入しているが、かつて日本の会社法には株式を無償で付与する仕組みがなかったため、導入初期の株式報酬は、取締役等が会社から支給された金銭報酬債権を現物出資したと擬制し、その対価 … 続きを読む
統合報告の本編の冒頭(イントロダクションの次)には「CEOメッセージ」が入るのが定番となっている。統合報告を開くと最初に目に飛び込んでくるだけに、CEOメッセージは通常その傍に掲載されるCEOの写真とともにまさに統合報告 … 続きを読む
米国で「競業避止条項」を禁止する新規則が米国連邦取引委員会(FTC)より公表され、日系多国籍企業をはじめ、米国で事業を展開する多くの日本企業の人事・法務部門がその対応に追われている。 米国連邦取引委員会 : 米国における … 続きを読む
周知のとおり、上場会社はコーポレートガバナンス・コード(CGコード)の基本原則5により、「株主総会の場以外においても、株主との間で建設的な対話を行う」ことが求められている。 【基本原則5】 上場会社は、その持続的な成長と … 続きを読む
スキル・マトリックスの“質”に対する投資家の関心が高まっている。2024年5月16日のニュース「スキル・マトリックスの“戦略的開示”」では、質の高いスキル・マトリックスとは、「今、なぜこのスキルが必要なのか」について、企 … 続きを読む
5月も下旬となり、3月決算会社では株主総会議案の最終チェック段階に入っている。配当や自己株式取得の議案を提出する予定の会社では、配当額や自己株式取得枠が分配可能額の範囲内であることを確認済みのはずだが、上場会社であっても … 続きを読む
2008年の金融商品取引法(以下、金商法)改正により大量保有報告制度が見直され、大量保有報告書等の不提出および不実記載が課徴金制度の対象とされたものの、その後も大量保有報告書等の提出遅延が相次いでいる。特に問題視されてい … 続きを読む
金融庁の証券取引等監視委員会が平成20年 11月18日 に制定した「インサイダー取引規制に関するQ&A」に、昨年(2023年)来、「株式報酬の利用を促進するための新たな解釈指針」が段階的追加されている。先日4月 … 続きを読む
中国証券市場からの資金引き揚げと円安効果もあり(2023年9月11日のニュース「海外投資家が日本株に注目する本当の理由」参照)、海外投資家の日本株投資が活発化する中、東証の企業行動規範が改正され、プライム市場上場会社に対 … 続きを読む