2022/07/04 改訂CGSガイドライン、日本企業に変革を迫る2つのポイント

2022年6月の株主総会シーズンは終わったばかりだが、既に一部の企業では、来年の株主総会シーズンへ向け、一層のガバナンス強化に取り掛かっている。こうした企業の動きの端緒は、6月27日に開催された(第3期)CGS研究会(コ … 続きを読む

2022/07/01 創業家社長、アクティビストへの対応が後手に回り社長の座を失う

上場会社の2022年3月期決算の定時株主総会のシーズンが終了した。今年もアクティストファンドを起点とした株主提案がいくつも見られたが、提案資料の内容や会社経営に与えたインパクトの大きさという観点からは、・・・ このコンテ … 続きを読む

2022/06/29 役員報酬の減額という責任の取り方の相場観

業績目標が未達となったり不祥事が発覚したりすると、必ずと言ってよいほど取り沙汰されるのが「役員報酬の減額」だ。執行責任を「金銭」という目に見えやすいものに置き換えるというこの手法は、極めて日本的と評される(欧米企業におけ … 続きを読む

2022/06/27 ESG評価・データ提供機関の行動規範、コンプライorエクスプレイン方式に

ESG評価機関やESGデータ提供機関に対する企業側からの厳しい評価が聞かれる中(2022年4月8日のニュース「ESG評価機関等に行動規範の策定検討」参照)、・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続き … 続きを読む

2022/06/23 改訂CGSガイドライン、社外取に「社長・CEOの選解任に関与する覚悟」求める

経済産業省に設置された(第3期)コーポレート・ガバナンス・システム研究会(以下、CGS研究会)は現在、コーポレート・ガバナンス・システム・ガイドライン(以下、CGSガイドライン)の(再)改訂を進めているが、・・・ このコ … 続きを読む

2022/06/21 「投資家を誤解させる記載」は金商法上の罰則等の対象になるか

早ければ2023年3月期に係る有価証券報告書からサステナビリティ、人的資本など非財務情報の開示の強化が図られる方向となっているが(2022年6月20日のニュース『「取締役会および委員会等の活動状況」 として有報に記載すべ … 続きを読む

2022/06/20 「取締役会および委員会等の活動状況」 として有報に記載すべき内容

既報のとおり、金融庁 金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」は2022年6月13日、非財務情報(サステナビリティ、人的資本、多様性、取締役会の機能発揮等)の開示の充実化に向けた提言(ディスクロージャーワーキ … 続きを読む

2022/06/17 家族が同業他社に勤務している従業員の処遇

従業員にとって、自分の家族の職業や勤務先はセンシティブな情報であり、少なくとも会社が強制力をもってそれを報告させることは難しい。会社が従業員の家族関係の情報を入手する目的としては「課税処理や年末調整のため」「社会保険の加 … 続きを読む