2025/05/26 監査役会にも矛先 拡張するアクティビストの株主提案戦略
これまでアクティビストによる株主提案の矛先は一貫して業務執行を担う経営陣、すなわち代表取締役や取締役に向けられてきた。これは、アクティビストが経営戦略の見直し、資本政策の再構築、配当政策の見直しなど、企業価値向上に直結す … 続きを読む
これまでアクティビストによる株主提案の矛先は一貫して業務執行を担う経営陣、すなわち代表取締役や取締役に向けられてきた。これは、アクティビストが経営戦略の見直し、資本政策の再構築、配当政策の見直しなど、企業価値向上に直結す … 続きを読む
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株価は自社の経営に対する市場からの評価であり、当然ながら上場会社の経営陣にとって自社の株価は大きな関心事であろう。なかには「株価に一喜一憂しないためあえて株価を見ないようにしている」という経営陣もいるが、それでも重要なリ … 続きを読む
フィデューシャリーアドバイザーズ代表 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター招聘研究員 吉村一男 近年、株主優待を復活させる企業が増加している。例えば回転ずしチェーンのくら寿司は昨年12月に株主優待の廃止を打ち出し … 続きを読む
年齢を重ねることで経験や知見は蓄積される一方、新しいことへのチャレンジが億劫になったり、判断が保守的になったりするということも起こり得るが、それが株主から経営を託されている上場会社のトップに起きた場合、その影響は会社の将 … 続きを読む
6. 役員報酬ガバナンス 報酬決定機能については、指名機能(5.役員指名ガバナンス参照)ほどあからさまにCGコードに反しているというわけではない。しかし、取締役相談役の報酬水準ひいては役員報酬制度に問題があること、経営報 … 続きを読む
8. FMH(フジ・メディア・ホールディングス)によるCX(フジテレビ)の管理の状況 グループ各社の社長を構成メンバーとするグループコンプライアンス等委員会は設置しているものの、コンプライアンスや人権侵害の問題、職場環境 … 続きを読む
フジテレビのガバナンスの問題点を確認するため、第三者委員会調査報告書(「第7章 内部統制・コーポレートガバナンスの状況」のうち「第4 コーポレートガバナンスの状況」(229~244ページ))における指摘事項を抽出し、コー … 続きを読む
3.本事案に関する取締役会の対応状況 前述のとおり、取締役会は会社に重大な問題が生じていることが明らかであるにもかかわらず、報告に頼った受け身の姿勢に終始したため、重要な情報を得られず監督機能を発揮できなかった。社外取締 … 続きを読む
1.人権への取組みに対する取締役会の体制構築・運用モニタリング状況 ここでは、同社経営における重要なサステナビリティ課題である人権問題について、①人権方針策定に取締役会が実質的に関与していなかったこと、②問題とすべき具体 … 続きを読む