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【問題1】
上場企業は改訂コーポレートガバナンス・コードに対応したコーポレートガバナンス報告書の「政策保有株式の縮減に関する方針」において「政策保有株式を(減らすのではなく)“増やす”方針」を開示したとしても、原則1-4の「政策保有に関する方針を開示」の部分についてはコンプライしたことになる。
【問題6】
TPP(環太平洋経済連携協定)の発効と同時に、独占禁止法上の新たな仕組みとして導入される予定となっている「確約手続制度」では、事業者(企業)はたとえ独占禁止法違反を疑われる事態になったとしても、自主的に確約計画を作成しさえすれば課徴金納付命令や排除措置命令を受けるリスクをゼロにすることができる。
【問題7】
ニューヨークのウォール街に「恐れを知らぬ少女(Fearless Girl)」像を設置したことで知られるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは「ジェンダー・ダイバーシティ指針」を打ち出し、取締役会に女性役員または女性役員候補がいないTOPIX500採用企業の経営トップの再任議案に反対票を投じている。
【問題9】
議決権行使助言会社最大手のISS(Institutional Shareholder Services Inc.)が2018年10月18日に公表した2019年版の議決権行使助言方針改定案では、「自社が政策保有株式として株式を保有している企業の出身者」を「関係のある外部者」、すなわち「独立性がない」とみなす方針が追加されているが、当フォーラムが日本企業の時価総額上位10社(2018年10月23日現在)のうち新基準が適用される5社の社外取締役について確認したところ、該当する社外取締役はゼロであった。